去る2008年3月25日、筑波大学では、平成19年度卒業式が執り行われました。
大学会館講堂で執り行われた式に引き続き、第三エリアの教室にて、社会工学類の学位記授与式が行われその中で2007年度の倉谷賞の贈呈も行われました。
2007年度は、以下の三名に倉谷賞を贈りました。
- 川瀬 翔平(社会経済システム主専攻)
- 恩田 裕之(経営工学主専攻)
- 宇野 寛子(都市計画主専攻)
筑波社工会からは、幹事の3期生佐久間裕子さんが出席し、卒業生へのメッセージを贈りました。
今回の倉谷賞の表彰については、大学の公式webページにも掲載していただきました。
・筑波大学 | 最新情報 第2回倉谷賞表彰実施
以下には、会に参加した佐久間さんのレポートを掲載します。
◆平成19年度社会工学類卒業式に参加して
筑波社工会幹事 佐久間祐子(三期)
体調を崩された倉谷先生に代わって、第2回倉谷賞を授与するために、3月25日の卒業式に参加しました。
筑波大学を訪れたのは、一昨年の社工30周年記念パーティ以来ですが、卒業式参加は、もちろん自分の式以来はじめてです。学生数100人ほどの式ですので、自分たちのとき同様、402号の階段教室で粛々と執り行われました。といっても、やはり最近の若者です。結構個性的に振るまっている人もいました。ただ、最近の若者にくらべ、式の最中は話し声もなく、筑波生の行儀の良さも感じました。(最近の子供達の学校行事などの態度をみている親としては、結構立派!と感じてしまいました)
教室は同じでも中は違います。今では、全席に、ネットワークの接続コネクタが着いており、また、車椅子用の席も用意されています。今年は、筋ジストロフィーのため指先しか動かない学生が見事に卒業されていました。(式の中で、毎日同行されたお母さんを称える一幕がありました)
式は、学位授与式、学類長の式辞、卒業生の答辞と進み、倉谷賞の授与となりました。先生のご挨拶は別途のとおりです。その言葉のあとに、僭越ながら、私からのメッセージも伝えさせていただきました。主に、社会工学類の知名度もあまりないころの思い出などと、筑波社工会のPRです。その後、都市計画同窓会で選抜している賞の授与が、やはり卒業生からありました。
倉谷賞や筑波社工会活動を今後も継続し発展させていくためにも、毎年同窓生がメッセージを伝えていく必要性を改めて感じました。
学群棟もかわりました。おととしは、「随分汚くなったな」という感想でしたが、今回はリニューアルされ、壁は明るい色になってきれいな校舎に様変わりしていました。
中央図書館の一階一角には、全国ではじめてスターバックスができ、図書館の利用率アップに貢献しているそうです。また、みなさんと筑波で会えたらよいなと思っています。